籠女ノ唄〜吉原夜話〜 第二話 君影

週末がまだ終わってほしくない…。

明日から仕事がハードスケジュールで泣きたいです。でもCD聞くのはやめない!絶対!!←

すっかり更新が遅くなってしまいました。

お待たせしました?待ってないかもしれないけれど…。

 

昨夜、実家で改めて聴き直そうと思っていたのに諸事情で聴き直せず、帰宅して漸く聴き直せました。

因みにゲームやりすぎたからとかじゃないですよ。確かにゲームはしておりましたが、この手のCDいくらヘッドホンで聞いていようともちょっと家族の前で聞く勇気はありません(笑)

さすがにそんなにオープンに生きられないのです。普段は1人だから気にしなくていいんだけどね。

 

今回は、前回に引き続き「籠女ノ唄」から第二話です。

 

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籠女ノ唄〜吉原夜話〜 第二話 君影
君影(桐生 麻都)

 

*籠女ノ唄とは?*

江戸、吉原。

極彩色を散りばめた囲いの中、

金に等しき紅を引き、艶姿で男を誘うは美しき遊女たち。

格子に囚われたその姿は、誰が言ったか籠の鳥。

一夜限りの相手に身を任せ、抱かれ散らされ、眠りゆく。

終わらぬ夜に夢見るは、格子の向こうの届かぬ自由。

遊女の目覚めは、宵の始まり。

今宵も届かぬ想いに身を焦がし、籠女は唄を口ずさむ。

これは廓の内で紡がれる、色と悲哀の物語。

 

【トラックリスト】

一.心走り

二.秘め事

三.忍び音

四.九郎助参り

五.待宵の月

六.落籍

七.君影草

八.鏡花水月

 

ステラワース購入特典CD

「裏茶屋」

 

【あらすじ】

吉原遊郭でも指折りの大見世、小夜月屋。

小夜月屋が懇意にしている髪結いの青年君影は、

花魁(座敷持)であるあなたの髪を毎日のように結っていた。

気心知れた親友同士のような二人。

だがその関係は、ある時間をきっかけに変わっていく。

 

酔った馴染み客に手を上げられ、心と体に深い傷を負ったあなた。

そんなあなたを慰めるうち、

長年秘められていた君影の想いが溢れ、

二人の関係は一線を越えるーー。

 

 


※ネタバレ含む感想となります。
また個人的な意見となりますので、ご理解のある方のみこのまま閲読下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お相手である君影を演じていらっしゃる桐生さん、私はこのCDが初めてお声聴きました。

あらすじ読んでからきちんと聞いたのですが、聴き終わっての感想、意外と若い子だったなって(笑)

なにかしらでホイホイされないと自ら手を出すタイプの男性ではなかったので新鮮でした。

直接話に出てこないからちゃんとした年齢はわからないけれどヒロインよりちょっと年下なのかな?って印象。いや、そもそも自分の年齢ありきで考えてるかもしれないからもはやよくわらないですが…。

ジャケットから受けていた印象より気持ち若いような気もしなくもないけれど、その点に関しては私の判断に自信がないし聞く人によって変わるのだろうなぁと思います。

あと、ヒロインは小夜月屋の花魁ではあるけれど、前回の山吹のヒロインとは違うようなので共通は小夜月屋ってところみたいですね。

 

 

さてこの君影(さんって感じじゃないけど君って感じもしないんだよな)吉原で髪結いをしていて、ヒロインの髪も結っているんですね。

その中での会話も友達以上恋人未満っていうよりまさに親友って感じで、とても気楽に話せる仲のようで微笑ましい。

馴染み客に億劫になっている彼女の小さな変化にも気づいて、少しでも元気づけようとしたりとなんだか可愛らしい彼です。でもワンコって感じまではいかないかな?ワンコ寄りではあると思うけど。

 

ある日、ばったり出くわした小夜月屋の楼主に時間は少し早いけど仕事に上がっていいかと確認を取ると、彼女は体調を崩してるから今日は必要ないと断られてしまいました。

彼女が心配な君影は居ても立っても居られず小夜月屋に忍び込み、痣だらけの彼女を目にします。実は彼女、話に上がっていた馴染み客に手を挙げられていたのでした。

事実を知って慰める君影は思わず自分の中にある想いを告げそうになるのですが自制。

けれどその続きを促す彼女によってお互い同じ気持ちだったと知ります。しかしこの後の展開、忍び込んでるのになかなかやりよる…見つからないとわかっていてもハラハラしちゃったよ(笑)

この手のCD主導権は男性の方が握っている印象が強いのですが、このヒロインちゃんわりと攻めるよね。君影が可愛らしいからついって感じなのかな。わかるよ、その気持ち←

 

玄徳稲荷のお祭りの日、昼店が終わりヒロインと仕事帰りの帰り道、道端に咲くすずらんを摘もうとする彼女に「すずらんには人を殺せる猛毒があるからやめた方がいい」「穏やかで人畜無害な姿をしているものほど闇は深いから」と止める君影。

代わりに夜、ヒロインの部屋へ忍び込む君影は椿の花をプレゼント。しかしこの子本当危ない橋渡るな…愛故だろうけど忍び込んでばっかり。

 

幸せな時間は長く続かず、大旗本の若様に身請けされる話が…。

彼女の為、距離を置く君影の元を訪ねるヒロイン。そんなヒロインに自分の気持ちを抑えきれなくなった君影は抱き潰した挙句に「あの世でなら一緒に居られる」と手をかけてしまいます。まじすか。

そんな君影すらも受け容れようとする彼女の姿に平静を取り戻し5日後の身請けの日、最後に髪を結うと約束をするのでした。

え、そんなダークな展開?って一瞬凹みそうになったのですが、このシーンがあったから余計に最後の別れの朝が切なさに拍車をかけた気がします。

シチュCDで泣いたの2度目でした。

本当、人生彼女に捧げちゃってるくらい真っ直ぐ一途で純粋なんです、君影。

前回の山吹も気持ちの上では一途なんだけど、それとはまた違うの。だからこそ抱える闇ってなのかと思うとなんか手をかけてしまうことにも妙に納得してしまいました。

そういった部分も含めて、桐生さんのお声はマッチしてるなって思います。

 

 

ステラワースでの購入特典CDは「裏茶屋」

本編で身請けによってさよならしてしまった2人なので、こちらはまだヒロインが吉原にいた時のエピソードでした。

偶然出くわした2人が急に雨に降られ、雨宿りに選んだ軒先きが実は裏茶屋だった上に、茶屋から出てきた店主にお客と勘違いされ部屋に上がってしまったお話。

報われない2人だったので、幸せなひと時があったことに救われました。