狂愛カタルシス 第二巻 暁闇

日頃の仕事の疲れが溜まり、鞭打っていた身体はバキバキ。

お陰で思考回路もまともに稼働していなかったのか時間の計算間違えてしまいました。

本当は観劇してるはずだったんです、本日。

7000円のチケットが水の泡と化しました。

そんだけあれば下手したら3枚は買えるぞCD!!って悔やみながらも自宅で干物女化しております。嫌いじゃない←

 

一つだけ…公演打ってる関係者の皆様。

空席作ってゴメンナサイ。

 

 

気を取り直して…。

先日、新譜辺りからブログの更新を始めようかなとか言ってましたが、その宣言無視します。

タイトルの通りまさかの旧譜です。

私は舞台にしても何にしても結構ダイレクトに気力を持っていかれるタイプなので世界観に引きずり込まれると気疲れ半端無いので(下手すると生気持ってかれたんじゃ無いかってくらい気分悪くなる)ヤンデレとか執着心の強いものはあまり手を出さずにいたんですね。

一度手を出したのは「侵食レンアイ」くらい。

完全に佐和さんの沼から出れないなと確信したのは実は「侵食レンアイ」だったりしますが、この作品は今回関係ないのでいずれ何処かで…。

話を戻すととりあえずヤンデレ等は怖いってよりは多分気力を持っていかれるという予想から避けてました(まぁ多分作品によるとは思うし少なからず気疲れするのに変わりはないですが)

ただ気になってはいたんですよね、「狂カタ」。

第一巻すっ飛ばしていきなり第二巻に手を伸ばしたのは単に私が佐和さんにホイホイされると言う単純明快な理由です!

放っておいてもわかるかと思うので宣言しておきますが、私は基本佐和さんにホイホイされてるので…多分感想も偏り半端ないです。

 シチュCD聞き出した当初、「月間 佐和真中」どころか1人「日刊 佐和真中」状態でした。←

そんなこんなで、禁じていたのにとうとう手を出してしまったのでした。

前置き長くなりましたが、張り切って?いってみましょう。

 

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「狂愛カタルシス 第二巻 暁闇」

     滝澤光太郎(cv:佐和真中)

 

【トラックリスト】

序章 理想郷

第一章 雨

第二章 陽

第三章 月

第四章 闇

第五章 理想郷

 

ステラワース限定版 狂なる契り

 

【あらすじ】

西洋と日本の芸術が入り混じる、明治後期。
画家の光太郎は、日本美術界に新しい風を入れるため、西洋美術の裸婦画に挑戦したいと願っていた。
しかし、猥雑とされる裸婦画のモデルを見つけることが出来ず、やりきれない想いを抱えて苦悩する。

光太郎の婚約者である貴方は、彼の力になりたいと絵のモデルを引き受けることに。
最初は遠慮がちだった彼だが、貴方を描くことに芸術性を見出し、没頭していく。
貴方を純粋に愛する光太郎だったが、絵画への執着が高まると共に、次第に貴方への愛情も狂おしく歪んでいき……。

 

 

※ネタバレ含む感想となります。

また個人的な意見となりますので、ご理解のある方のみこのまま閲読下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブックレット見てちょっと驚いたのは、このお相手の滝澤さん年下ってコト。

あ…年下なんだって作品聞き出したら3つも年下のようでした。

なんてゆうか、個人的な思いこみなのですが明治時代に年下の男性がお相手。

しかも新進気鋭の画家ってすでにヒロインがハイカラな子だよね。(新進気鋭の画家って聞くと某乙女ゲーム思い出してしまうのですが)

序章と第五章の時間軸が作品で言うところの現在のようで、第一章ではまだ狂愛のカケラも見えない柔らかい滝澤さんがお目見えします。

裸婦画を描きたいと思う画家である自分と、彼女の素肌を前に欲望を抑えきれない辺りあー普通の男性だなと心穏やかに聞いていたのですが(庭でのアレはもう時代超えてマジかって思いましたけども…)、2作目の裸婦画を発表した矢先に時間が起こります。

それを境に、底にあった想いが顔を出してくるわけですが…彼女を描き続けることが彼の愛の示し方といえばとても聞こえがいいのだけど何て言うか愛の重さが半端ない。

語彙力がなさすぎてうまく言葉にできないのですが、執着っていうには気持ちが純粋な気がするし、芸術家だからって言うと言葉が軽すぎるし、狂ってるっていうとなんだかそれもまた違う気がして…人の愛し方って深い。

そして闇も深いよね…。

芸術家ってさーちょっと普通じゃないよねって思われがちな感覚を佐和さんが見事に演じておりました。

わぁぁこの人病んでるよ!!って言う恐怖ではないんですよね。

一貫して、感情の起伏が激しくなるような感じが全くない滝澤さんは、本当その感情を絵に注いできたんだろうなって感じ。

だからこそ、事故?事件?によって失った片目とそれに引きずられるように失い出す残った片目の視力で奪われた自分なりの彼女への愛の表現方法がなくなって歯車が狂い出す。

ネジが飛んだとか、豹変したとかじゃなくて、何か些細なズレで狂い出したがしっくりきます。

狂った中だからこそ異常な彼女への愛と執着を感じる作品でした。

やっぱり気力を持っていかれるよ。

自分を庇って?画家として生きる道を絶たれた恋人のそばにそれでもいることを選択した彼女の気持ちはわからなくもないけれど、第五章にたどり着いた時私は逃げ出したくなりました。

なんてゆーか、このまま側にいたら精神的に彼女も病んでいくのではないのかな…。

それとももう病んでるのか…共依存なのか…。

なんにせよ、面白いと一言で言うには難しいと言うか失礼というか…複雑な思いに駆られた作品でした。

 

因みに、ステラワースさんで購入したので特典の狂いなる契りと言う第四章と第五章の間に当たるストーリーを聞いたのですが、このストーリーがまさに狂愛カタルシスと言うタイトルを表現してるんじゃないかなと…思わず畏怖しました。

大切なものを奪われた絶望の中に唯一の光を見つけた芸術家・滝澤光太郎の様子がありありと浮かんでくるほど、この時の佐和さんの笑い声には狂気を感じました。

作品のコンセプト考えると、これを特典にしてしまうの勿体無い気がする…。

 

 

狂カタは第一巻が続編発売するんですよね。

ストーリーも面白かったから、うっかりシリーズ全部聞いて、続編発売と同時に聞いていそうな自分がいそうな気がして怖いです(笑)